赤坂サウナで発生した火災事故をきっかけに注目されている「サウナタイガー」の創業者・栗原修さん。
SNSや検索では、
「栗原修ってどんな人物?」
「過去に行政処分を受けていたって本当?」
といった声が急増し、その経歴や人物像に関心が集まっています。
注目されているのは赤坂で起きた火災事故だけではなく、栗原氏が代表を務めていた別会社が行政処分を受けていたことも判明し、「経営者としての姿勢」や「管理体制」に疑問を持つ人が増えているようです。
今回は、そんな栗原修さんのこれまでの経歴やサウナタイガー創業の背景、そして火災事故や行政処分の内容を整理しながら、今なぜ注目されているのかを分かりやすくご紹介します。
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栗原修は何者?
「サウナタイガー」創業者
栗原修さんは、東京都港区赤坂にある高級会員制サウナ「SAUNA TIGER(サウナタイガー)」の創業者として知られています。
この施設を運営しているのは「SAUNA&Co株式会社」で、栗原氏はこの会社の元代表取締役を務めていた経歴を持ちます。
注目を集めたのは2025年12月15日に発生した赤坂のサウナ火災事故。
この火災により、利用者の美容師・経営者の松田政也さん(36)、妻・陽子さん(37)が命を落とすという痛ましい事故が起き、施設の安全管理体制に対する世間の目が一気に厳しくなりました。
運営者である会社の体制や代表者に対しても、責任を問う声が高まっています。
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トリアイナでの経歴と過去の活動
栗原修氏は、サウナ業界に参入する以前、リユース業界で名を上げていた人物です。
特に有名なのが、三浦哲郎氏が率いる「トリアイナグループ」での活動。
このグループは「令和の虎」に出演していたことで知られており、栗原氏はその創業メンバーの一人でした。
トリアイナグループでは営業統括マネージャーを務めており、年商250億円を超える規模の事業で中心的な役割を果たしていた実績も。
その後、独立し「KUROFUNE&Co株式会社」の代表取締役として訪問買取ビジネスを展開しますが、後述する行政処分の対象にもなっています。
栗原修とサウナタイガー
サウナタイガー創業の背景と戦略
栗原修さんが手がけた「サウナタイガー」は、従来のサウナ施設とは一線を画すコンセプトで立ち上げられました。
施設の特長としては以下の点が挙げられます。
- 完全個室制でプライバシーを確保
- 会員制・高級路線による限定感の演出
- 徹底した衛生管理と設備のクオリティ
この施設は「誰にも邪魔されず、整いたい」というサウナ好きの願望に応える形で開発され、サウナを単なる健康施設ではなく、ライフスタイルの一部として楽しめる空間として設計されました。
| 特徴項目 | 内容 |
| 個室構成 | 1人〜2人用の完全個室 |
| 価格帯 | 高級価格(詳細非公開) |
| 対象顧客 | 経営者・著名人・富裕層 |
| 施設内容 | サウナ・水風呂・外気浴設備付き個室 |
このような戦略によって、他のサウナとは一線を画す高級ブランドとしてスタートしましたが、後述する火災事故によって、その運営姿勢にも疑問の声が上がり始めています。
栗原修は別事業で行政処分
KUROFUNE&Coでの行政処分とその内容
栗原修さんが代表を務める「KUROFUNE&Co株式会社」は、2025年11月27日に消費者庁より行政処分を受けました。
この行政処分は、訪問購入に関する特定商取引法違反があったことに起因しています。
| 項目 | 内容 |
| 処分内容 | 訪問購入に関する業務の一部停止命令 |
| 対象期間 | 2025年11月27日〜2026年8月26日(9か月間) |
| 違反行為 | 勧誘の承諾がないにも関わらず訪問し、強引に契約を勧誘した |
| 法的根拠 | 特定商取引法 第58条の6・13に違反 |
さらに、契約時の説明不足、クーリングオフの説明を怠るなど、法的にも倫理的にも問題視される手法が用いられていたとされています。
赤坂サウナ火災の設備の問題点
また、2025年12月15日、東京都港区赤坂のサウナタイガーで発生した火災では、以下のような設備の問題点が挙げられていました。
- ドアノブに不備があった可能性
- 非常ボタンの受信機の電源OFF
- 事務室にスタッフが不在
これらは単なる事故ではなく、安全管理体制の甘さが引き金となった可能性がある人災とも受け止められています。
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栗原修の管理リスクと責任
行政処分と火災に共通する“ずさんさ”
行政処分を受けた訪問購入業と、火災事故を起こしたサウナ運営。
どちらも共通して指摘されているのは「管理体制の甘さ」です。
- 法令を軽視したビジネス運営
- 安全や消費者保護への配慮不足
- 表面的なブランディング優先の経営姿勢
このような姿勢は、一過性の問題ではなく組織的な経営スタイルに根ざしたリスク体質と言えます。
栗原修に問われる責任と影響力の残存
サウナタイガーの公式サイトでは、現在の代表取締役は栗原修さんではなく、中村拓歩さんに変更されています。
しかし、施設の立ち上げやブランド戦略の中心人物は間違いなく栗原氏であり、実質的な影響力が現在も残っていると見る意見もあります。
運営の実態や事故との因果関係を含めて、今後の捜査や報道でさらに明らかになる可能性も。
創業当時から現在まで、設備やスタッフの体勢などが変わっていないようであれば、栗原修さんにも何らかの影響が出てくるかもしれません。
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まとめ
今回は、赤坂サウナ「サウナタイガー」の創業者・栗原修さんについて、これまでの経歴やサウナ事業の背景、そして火災事故や別事業での行政処分の内容を整理してご紹介しました。
高級・会員制という安心感が求められるサウナ事業の裏で、設備面や管理体制に関する疑問が浮上した火災事故。
さらに、同時期に明らかになった訪問買取事業での行政処分は、経営者としての姿勢やリスク管理の在り方に注目が集まるきっかけとなっています。
現在、サウナタイガーの代表取締役は別人物に交代していますが、創業やブランド構築の中心に栗原修さんがいたことは事実。
その影響力や責任の範囲については、今後の捜査や報道の中で、より具体的に明らかになっていく可能性もあります。
利用者や関係者にとって重要なのは、過去の問題とどう向き合い、同じ事故を繰り返さない体制が整えられるのかという点でしょう。
引き続き、冷静に動向を見守っていきたいところです。




