カンボジアで保護された中国人インフルエンサーは誰?何があった?

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中国人の若手インフルエンサーがカンボジアで突然行方不明になり、衰弱した姿で保護されたこの一件。

SNSを中心に大きな波紋を広げています。

一体彼女に何があったのか…

そこで今回は、保護された中国人インフルエンサーは誰なのか、渡航の経緯や事件の全体像についてご紹介します。

目次

カンボジアで保護された中国人インフルエンサーは誰?

本名や出身地などプロフィール

今回、カンボジアで保護された中国人インフルエンサーは、中国福建省出身の吳甄楨(ご・しんてい)さんです。

SNS上では「Umi」という名前で活動し、20歳という若さで多くのフォロワーを集めていました。

項目内容
本名吳甄楨(ご・しんてい)
通称Umi
年齢20歳(2026年時点)
出身地中国・福建省
性別女性

中国国内にとどまらず、東南アジア圏でもフォロワーを増やしており、現地でも一定の知名度があった存在。

SNS上で見せる明るく自由な雰囲気が、特に若い世代の共感を集めていました。

SNSでの活動と人気の理由

Umiさんが支持を集めていた理由は、見た目の魅力だけではありません。

TikTokやInstagramを中心に、メイク動画や日常Vlog、ダンス、恋愛に関する投稿などを発信。

Z世代の感覚に合った表現を取り入れることで、同世代の心をつかんでいきました。

特に印象的だったのは、感情表現の豊かさと親しみやすさ。

多くのインフルエンサーがフォロワー数を伸ばすのに苦戦する中、彼女は感情表現が豊かで、視聴者に

「友達のように感じさせる親近感」

を演出するのが非常に上手く、短期間で数万人単位のフォロワーを獲得したと言われています。

そのため、彼女が突然姿を消した際には、フォロワーの間で強い不安と心配の声が広がりました。

中国人インフルエンサーはカンボジアに行ったのはなぜ?

高額報酬と「恋人」の誘い

Umiさんがカンボジアへ渡ったきっかけは、「高額報酬の仕事がある」という恋人からの誘いでした。

恋人とされる男性は、

「一緒に海外で新しい生活を始めよう」
「収入の良い仕事がある」

といった言葉で勧誘していたとのこと。

このような誘いに心を動かされた背景には、

  • 信頼していた恋人からの誘いだったこと
  • 生活や将来に対する不安を解消したいという気持ち
  • SNSでも「海外生活への憧れ」を時折見せていたこと

このような要素が重なっていたと考えられます。

しかし、カンボジア到着後まもなく連絡は途絶え、SNSの更新も突然停止

この異変に、家族やファンの間で不安が一気に広がっていきました。

渡航先シアヌークビルの実態

Umiさんが向かったのは、カンボジア南部の港町「シアヌークビル」です。

かつては観光地として知られていましたが、近年は状況が大きく変化。

現在のシアヌークビルでは、以下のような問題が深刻化しています。

  • パスポートを取り上げられ、逃亡できない状態に追い込まれるケースが相次いで報告
  • 中国系マフィアが関与する違法カジノや詐欺グループの拠点が多数存在
  • 「高収入」「住居・渡航費無料」などの魅力的な条件で外国人を誘い込み、詐欺業務を強制

Umiさんは恋人からの誘いに応じて渡航したものの、

危険な犯罪ネットワークに巻き込まれてしまった可能性が高い

とみられています。

中国人インフルエンサーに何があったのか?

行方不明から発見までの9ヶ月

Umiさんの行方が分からなくなったのは、2025年4月の渡航直後でした。

それから約9ヶ月間、彼女の消息は完全に不明

家族が異変に気づいたのは、SNS更新の停止や連絡が一切取れなくなったことがきっかけでした。

こうした状況を受けて、2025年12月末、家族は正式に行方不明届を提出しています。

路上での発見と衝撃の状態

2026年1月3日、カンボジア当局と在外公館の捜索により、Umiさんはシアヌークビル市内の路上で保護

発見時の状態は非常に深刻で、

・著しく痩せ細った体
・足の傷やあざ
・自力歩行が困難
・精神的な混乱

が確認されています。

現地メディアは「まるで別人のようだった」と伝えており、心身ともに大きなダメージを受けていたことがうかがえます。

SNSで拡散された映像と反応

Umiさんが保護される前、現地のSNSでは「夜の街をさまよう若い女性」の動画が複数拡散されていました。

  • 路上でしゃがみ込み、ぼんやりと何かをつぶやいている
  • メガネの上から逆さにサングラスをかけるという異常行動
  • 明らかに衰弱し、表情も認識しにくい状態

この映像を見たフォロワーからは、

「Umiに似てる」
「助けが必要ではないか」

という声が多数寄せられ、一時はネット上で“デジタル捜索”のような動きも起こり、事件への関心が一気に高まりました。

中国人インフルエンサーが巻き込まれた背景

スキャム拠点の実態と犯罪の構造

現在、カンボジアの一部都市では、近年スキャム(詐欺)組織の拠点が急増。

特にシアヌークビルは、「犯罪経済都市」とも呼ばれるほどの危険地帯になっています。

詐欺ネットワークの手口は非常に巧妙で、以下のような構造で人々を取り込みます。

フェーズ内容
勧誘SNSや恋人を装って高収入を提示
渡航航空券や住居費を無料にすることでハードルを下げる
監禁現地に着くとパスポートを取り上げられる
強制オンライン詐欺や違法労働を強制される
逃亡阻止逃げようとすると暴力や拘束

こうした仕組みによって、自分の意思で動くことすらできなくなる被害者が多数存在しています。

なぜ逃げられなかったのか

Umiさんもまた、この構造の中で自由を奪われていたと推測されます。

逃げられなかった背景には、

  • 精神的に追い詰められ、自分の状況を冷静に判断できなかった
  • パスポートを押収され、出国不可能になっていた
  • 身の危険を感じる暴力的な支配があった
  • 現地の言語がわからず、助けを求める手段がなかった

といった複数の要因により、逃げることができなかった可能性も。

今回のケースは、まさに人身取引に近い構図に巻き込まれていた典型例と言えます。

現在の状態と今後の展開

現在、Umiさんは医療機関で治療を受けており、命に別状はないとされています。

ただし回復には時間がかかる見通し。

今後の焦点としては、

  • カンボジア当局と中国大使館による事件の調査の進展
  • 恋人とされる男性の正体や関与の有無
  • 犯罪ネットワークの摘発につながるかどうか
  • SNS世代への啓発として、再発防止策の提言

といった点が挙げられ、注目されています。

まとめ

今回は、カンボジアで保護された中国人インフルエンサーは誰なのか、そして彼女に何があったのかについてご紹介しました。

カンボジアで保護された中国人インフルエンサーの事件は、高額報酬や恋人からの誘いといった身近なきっかけが、深刻な犯罪被害につながる危険性を示しました。

SNS時代だからこそ、甘い話の裏にあるリスクを知ることが重要です。

同じような被害が繰り返されないことを願いつつ、今後の回復と捜査の行方を見守っていきたいですね。

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