赤坂の高級プライベートサウナで火災が発生し、2名が命を落とすという衝撃的なニュースが世間を騒がせました。
このサウナは、ある有名タレントが監修していた施設としても知られており、事故後に公式サイトやSNSから関連写真が突然削除されたことで、「なぜ今?」と違和感を覚えた人も多かったのではないでしょうか。
火災が起きたのはどのような施設だったのか。
なぜ利用者は逃げることができなかったのか。
そして、写真削除の背景にはどんな意図があったのか。
今回は、赤坂の高級サウナ「SAUNATIGER」で起きた火災事故をめぐって、施設の特徴や考えられる出火原因、監修に関わっていた有名タレントは誰なのか、さらに世間の反応までを整理しながらご紹介します。
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赤坂サウナで火災発生
火災が起きた「SAUNATIGER」とは
2025年12月15日、東京都港区赤坂にある高級会員制サウナ
「SAUNATIGER(サウナタイガー)」で火災が発生しました。
この施設は「大人の隠れ家」をコンセプトにした、
完全予約制・完全個室のプライベートサウナとして知られていた場所です。
報道によると、火災は昼の時間帯に発生し、
美容師・経営者の松田政也さん(36)
妻でネイリストの陽子さん(37)
が、個室サウナの入口付近で倒れているのが見つかりました。
その後、病院に搬送されましたが、残念ながら2人とも死亡が確認されています。
「SAUNATIGER」は2022年8月にオープンし、
・ヒノキの水風呂
・セルフロウリュ
・上質なアメニティ
といった設備を備えた、ラグジュアリーな空間として話題を集めていました。
だからこそ、「なぜこんな事故が起きてしまったのか」と疑問を抱いた人も多かったようです。
閉じ込められた原因はなに?
火災当時、利用していた2名は、サウナ室から外へ出ようとしていた可能性が高いと見られています。
実際に倒れていたのが入口付近だったことからも、脱出を試みていた状況がうかがえます。
中でも大きな衝撃を与えたのが、「ドアノブが外れていた可能性がある」という報道でした。
また、非常ボタンも押されていた形跡もあったとのこと。
完全個室サウナは、プライバシーの面では魅力的ですが、その一方で、非常時に逃げ遅れるリスクを抱えていることも事実。
煙が充満し、呼吸が苦しくなる中で出口が見つからない…その恐怖は、簡単に想像できるものではありません。
利用者側としても、「完全個室=安全」と思い込みすぎない意識が必要なのかもしれません。
出火原因の可能性
出火原因については、現在も調査が続けられており、はっきりとした断定はされていません。
ただ、現時点でいくつかの可能性が指摘されています。
まず挙げられているのが、「スマートフォンのバッテリー発火」。
サウナ室内へのスマートフォン持ち込みが可能だったことから、高温環境によるバッテリー異常が原因ではないか、という見方があります。
次に、「一酸化炭素中毒の可能性」。
密閉された空間で換気が十分でなかった場合、有害なガスが蓄積した可能性も考えられます。
そして、「電気系統のトラブル」。
高温多湿な環境では、配線のショートなどが起きやすいとも言われています。
いずれも現時点では推測の域を出ませんが、「高級施設だから安心」とは言い切れない現実を、強く突きつけられた出来事だったと言えそうです。
赤坂サウナ監修有名タレントは誰?
パンツェッタ・ジローラモ氏

引用元:クランクイン
赤坂サウナ「SAUNATIGER」を監修していたのは、タレントのパンツェッタ・ジローラモさんです。
イタリア・ナポリ出身で、日本では雑誌『LEON』のモデルをはじめ、バラエティ番組などでも長く活躍してきました。
「ちょいワルオヤジ」という言葉を象徴する存在として知られ、ファッションやライフスタイルにこだわりを持つ人物、という印象を持っている方も多いのではないでしょうか。
実はサウナ好きとしても知られており、美意識や健康志向の延長線上で、サウナ文化への関心も深かったと言われています。
サウナとの関わりと役割
ジローラモ氏は、「SAUNATIGER」において、監修パートナー兼ゼネラルマネージャーという立場で関わっていました。
単なるイメージキャラクターではなく、施設のコンセプトや空間づくりにも携わっていたことが、公式情報などから確認されています。
「大人の隠れ家」というテーマには、イタリア的な美意識と、日本の“おもてなし”の考え方が重ね合わされていたようです。
こうした高級サウナのプロデュースは、ジローラモ氏自身のブランドイメージを生かした取り組みの一つだったとも言えそうです。
高級仕様と利用料金
「SAUNATIGER」は、一般的なサウナとは明らかに異なる、ラグジュアリー志向の施設でした。
・ヒノキ材を使った水風呂
・セルフロウリュが可能な完全個室
・海外ブランドを含む高級アメニティ
・完全防音のプライベート空間
といった設備がそろえられており、“人目を気にせず過ごせる空間”が売りとされていました。
その分、利用料金も高額で、最上級会員になると月額39万円に達するプランも用意されていたようです。
単なるサウナというより、「特別な時間を買う場所」として位置づけられていた施設だったと言えるでしょう。
「SAUNATIGER」の写真なぜ削除?
写真が消えたタイミングと背景
火災事故が報道された直後、「SAUNATIGER」の公式サイトやSNSから施設内部の写真や、ジローラモさんが監修者として写っているプロモーション画像が一斉に削除されました。
事故前までは、豪華な内装や、ジローラモ氏がサウナ室で撮影した写真が数多く掲載されていましたが、事故後はそれらの画像がほとんど確認できなくなっています。
削除されたタイミングを考えると、何らかの意図をもって対応が取られた可能性は高そうです。
タレント側の影響とリスク管理
写真が削除された背景には、「タレント側のブランドイメージを守るための判断があったのでは?」と見る声も出ています。
芸能人が関わる案件では、トラブルが起きた際に露出を控える対応が取られることは、決して珍しいことではありません。
今回も、
- ネガティブな印象が広がるのを防ぐため
- 今後の仕事への影響を避けるため
- 事故との直接的な関与がないことを示すため
といった理由から、事務所や関係者が慎重な対応を選んだ可能性は否定できないでしょう。
SNS・ネット上の反応
こうした写真削除に気づいたユーザーからは、SNS上でさまざまな声が上がっています。
「一気に写真が消えていて不自然に感じた」
「名前を伏せることで、逆に怪しく見える」
「隠そうとしているように思えてしまう」
また、一部メディアで「60代の有名男性タレント」と匿名で報じられたことも、憶測が広がる一因になったようです。
インターネットの時代では、一度公開された情報が完全に消えることはほとんどありません。
だからこそ、削除という行為そのものが、かえって注目を集めてしまうケースもあるのかもしれません。
まとめ
赤坂の高級プライベートサウナ「SAUNATIGER」で起きた火災事故は、完全個室型施設が持つ安全面の課題を改めて考えさせる出来事となりました。
出火原因や施設側の責任については、現時点では調査中であり、断定できる情報は限られています。
一方で、監修タレントの存在や事故後に写真が削除された動きが、世間に違和感を与えたのも事実。
今後の調査結果や公式な説明を冷静に見守りながら、利用者側も「高級」「完全個室」というイメージだけで安全性を判断しない意識が求められそうです。


