今話題となっているXで拡散された「テレ朝転落動画」。
六本木の夜景を背景に、テレビ朝日本社ビルから男性が転落する瞬間を捉えた映像に、多くの人が言葉を失いました。
「飛び降りにしては動きがおかしくない?」
「押されたように見えるけど…」
そんな違和感の声が相次ぎ、動画の真偽や事件性をめぐって議論が広がっています。
この映像は本物なのか、それともフェイク動画なのか。
今回は、拡散されたテレ朝転落動画の内容や撮影状況、ネット上で指摘されている違和感、映像の信ぴょう性、事件性の有無についてご紹介します。
👉 【関連記事】テレ朝の飛び降り動画の撮影場所はどこ?映像を撮った人物は誰?
テレ朝転落動画とは?
拡散された動画の内容
問題の動画が拡散されたのは、転落事故があった翌日のこと。
動画の長さは、わずか8秒ほどで、映像にはビルから男性が頭から滑り落ちるように落下する瞬間が映っています。
とくに注目を集めたのが、落下直前の動き。
一瞬、足元が窓枠に引っかかったようにも見え、
「自分の意思で飛び降りた動きには見えない」
と感じた人が少なくなかったようです。
撮影場所や時間の情報
転落が起きたとされているのは、テレビ朝日本社ビルの7階付近。
撮影されたのは12月10日の夜で、動画が投稿されたのはその翌日でした。
六本木という人通りの多い立地に加え、イルミネーションイベントの開催期間中だったこともあり、現場周辺は多くの人で賑わっていたようです。
テレ朝転落動画に違和感の声
不自然な落下の動き
この動画を見た多くの人が、最初に抱いたのは
「何かおかしい…」という率直な違和感だったようです。
とくに指摘が集中したのが、男性の落下の仕方でした。
・足が一瞬、窓枠に引っかかったように見える
・身体に力が入っていないように感じる
・誰かが押しているように見える
こうした点から、「自ら飛び降りたというより、受動的に落とされたように見える」と受け取った人が多かったことがわかります。
飛び降りに見えないとの声も
SNS上では、次のような声が多く見られました。
「自殺なら、もっと前のめりになるのでは?」
「背中を押されたように見えて怖かった」
「意識がなかった可能性も考えてしまう」
実際、リプライや引用投稿の多くが、
「自ら飛び降りたとは思えない」
「違和感が残る」
という内容で占められており、そこから事件性を疑う流れが徐々に強まっていきます。
テレ朝転落動画は本物か?
映像の信ぴょう性は?
一方で、この転落動画については、「そもそも映像は本物なのか?」という疑問の声も上がっています。
そう感じる理由として、次のような点が挙げられていました。
- 動画が8秒と非常に短い
- 落下の瞬間しか映っておらず、前後の状況がわからない
- 夜景と強い照明の影響で、細部が確認しづらい
ただし、現時点で加工やフェイクだと断定できる証拠は確認されていません。
加工や撮影環境の影響
スマートフォンによる夜間撮影では、シャッタースピードや照明条件の影響で、動きが歪んで見える場合があります。
そのため、一部の動きが「不自然」に感じられたとしても、必ずしも加工が行われたとは言い切れないのが現実です。
現状では、映像そのものは本物である可能性が高いものの、すべてを判断するだけの材料が揃っていない段階だと言えるでしょう。
テレ朝転落動画に事件の可能性は?
事故では説明しにくい点
警視庁麻布署は、現時点では
「事件性はない」
との見解を示しています。
ただ、それを聞いて「本当にそう言い切れるのだろうか?」と感じた人が多いのも事実でしょう。
理由のひとつが、転落したとされる7階という高さ。
ビルの手すりは一般的に安全基準を満たした高さに設計されており、大人の男性が誤って転落するには、かなり不自然な体勢になる必要があります。
さらに、映像を見た人の間では、次のような点も疑問として挙げられていました。
・転落直前の動きがどこか受動的に見える
・意識を失っているようにも感じられる
・押されたように見える瞬間がある
こうした印象から、「事故や自殺だけでは説明しきれないのではないか」と感じる人が少なくないようです。
監視カメラ映像は?
SNS上では、「監視カメラの映像があれば真相ははっきりするのでは?」という声も多く見られます。
テレビ局という施設の性質上、館内や周辺に複数の監視カメラが設置されている可能性は高いと考えられます。
そのため、映像の有無や内容に注目が集まるのも自然な流れでしょう。
しかし、現時点で警察から監視カメラ映像や詳しい現場状況についての公式発表は行われていません。
情報が限られていることで、SNS上では憶測が先行し、不信感が広がっているのも事実です。
まとめ
テレ朝転落動画は、映像の衝撃だけでなく、その「違和感」から多くの疑問を生みました。
自殺や事故と断定するには不自然に見える点があり、一方で加工や事件性を裏付ける決定的な証拠も出ていません。
現時点では、
・動画は本物の可能性が高い
・ただし全容は明らかになっていない
・情報不足が憶測を生んでいる
という状況だと言えるでしょう。
今後、警察や関係機関から新たな発表があれば、見方が大きく変わる可能性もあります。
続報を冷静に見守りつつ、憶測だけで結論を出さない姿勢が求められそうです。
引き続き、この件の動向に注目していきたいですね。

