横揺れダンスがダサいと言われる理由はなに?親世代は困惑も!

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現在、小学生にも飛び火している“横揺れダンス”

若い世代の間ではすっかり定番の動きになっていますが、その一方で

「正直ちょっとダサく見える…」
「なんだか気持ち悪い…」
「親としては戸惑う」

といった声も広がっているようです。

今回は、そんな横揺れダンスがなぜ“ダサい”“気持ち悪い”と言われてしまうのか、そして親世代が感じているリアルな困惑についてご紹介します。

目次

横揺れダンスがダサいと言われる理由

動きが単調

横揺れダンスが「ちょっとダサく見える…」と言われてしまう大きな理由のひとつが、動きの単調さなんです。

TikTokで流れてくる横揺れ動画は、ほとんどが“左右に揺れるだけ”というシンプルな構成。
気軽に楽しめる一方で、ダンス経験者やパフォーマンス性を重視する人から見ると、どうしても“物足りない”印象になりやすいようです。

実際、ほかのダンスと比べてみると…

ダンススタイル視聴者の印象
横揺れダンス動きが単調で「手抜き」に見えてしまうことも
ヒップホップ動きに強弱やバリエーションがあり、見ごたえがある
K-POPダンス複雑でシンクロ性も高く、プロのような仕上がりに見える

「誰でもすぐに真似できる」という良さがある反面、シンプルすぎる=工夫がないと受け取られてしまうことも。

こうしたギャップが、横揺れダンスが“ダサい”と言われやすい背景につながっているようです。

チャラく見える

もう一つの理由が、「ノリが軽すぎてチャラい」という印象。

横揺れダンスは、表情を作らず淡々と揺れるだけのスタイルが多く、TikTok特有の“見せ方重視”の雰囲気も相まって、真剣さが伝わりにくいところがあります。

・無表情で揺れる
・おしゃれな服装で“見せたい感”が強い
・コメント欄が内輪ノリ

こうした要素が重なることで、「ふざけてるの?」「何を伝えたいの?」と感じる人も少なくないようです。

横揺れダンスが気持ち悪いと思われる理由

表情や動きが不気味に見える

「気持ち悪い」と感じる人の多くは、無表情で淡々と揺れる姿に違和感を覚えるようです。

たしかに、ずっと表情が変わらないスタイルは、人によっては機械的に見えてしまうことも。

・感情が見えない
・動きが規則的すぎる
・複数人で揃うとロボットのよう

こうした特徴が“不気味さ”を強めるポイントになっています。

「見ていて落ち着かない」「ゾワっとする」という声が出るのも、こうした理由からのようです。

カメラ目線が怖い

横揺れダンス特有の“カメラ目線”も、苦手な人が多いポイント。

スマホ画面いっぱいに映る顔が、無表情のままじっとこちらを見つめていると、どうしても“圧”を感じてしまうという声があります。

SNSでは、

・「目が怖くて最後まで見られない」
・「圧が強すぎる」
・「距離が近い感じがして不快」

といった反応も多く見られます。

表現としては自然なものでも、受け手によっては“怖い”と感じてしまうのが難しいところですね。

横揺れダンスに親世代が困惑

SNSのノリに戸惑う

親世代の方がまず感じやすいのが、「どこが面白いのかわからない…」という戸惑い。

ショート動画に慣れていない世代にとって、“雰囲気だけを楽しむ文化”はちょっと分かりにくいもの。

横揺れダンスの動画を見ても、

・ただ体を揺らして終わる
・セリフもオチもない
・コメント欄が仲間内のノリで盛り上がっている

といった場面が多く、「これは何を楽しめばいいの?」と感じてしまう方が多いようです。

子どもに真似してほしくない

親世代の本音として多いのが、「子どもが真似して困っている」という声。

理由としては、

・バカっぽいからやめて欲しい
・見てるだけでイラっとする動き
・ちょっと下品…

こうした“親ならではの心配”から、横揺れダンスに抵抗を感じる人が増えているようです。

横揺れダンスは本当に悪い文化なのか?

世代によって印象が大きく違う

横揺れダンスについては、実は世代によって感じ方が大きく分かれるんです。

若い世代にとっては「気軽で楽しい」「みんなで同じノリを共有できる」といったポジティブな印象が強いのに対して、上の世代になるほど「ちょっと恥ずかしい」「よく分からない」と受け取られることが多いようです。

世代横揺れダンスへの印象
10〜20代気軽で楽しい・雰囲気が好き
30〜40代恥ずかしい・子どもにやってほしくない
50代以上意味がわからない

同じダンスを見ても「楽しそう!」と感じるか、「どういうこと?」と戸惑うかは、育ってきた環境やSNSとの距離感によってかなり変わってきます。

だからこそ、“良い・悪い”で判断するのではなく、

「世代によって捉え方が違うものなんだな」

と知っておくと、横揺れダンスへの見方も少し柔らかくなるのではないでしょうか。

実は良い面もある

否定的な声が目立つ一方で、横揺れダンスには魅力的な側面もあります。

・誰でもすぐ真似できる
・ダンス初心者でも参加しやすい
・一体感が生まれる
・自己表現のきっかけになる

難しい技術がいらないからこそ、「ちょっとやってみようかな」と思える入り口になっていて、多くの若者が気軽に参加できているのも特徴です。

実際に、

「子供がいつもSNSばっかり見てて運動不足気味だったけど、横揺れダンスで体を動かすようになったから、むしろ微笑ましく見てる」

というお母さんのリアルなコメントもあり、“ダンス”というよりも 「体を動かすきっかけ」「自己表現の場」 として広がっている側面があることが伝わってきますよね。

横揺れダンスには批判も多いものの、若者の気持ちや行動の変化につながる良い部分も確かに存在していると言えそうです。

まとめ

今回は、横揺れダンスがなぜ“ダサい”“気持ち悪い”と言われる理由、親世代が感じているリアルな困惑についてご紹介しました。

横揺れダンスは、関わる世代や日ごろのSNSとの距離感によって、見え方がだいぶ変わってくるようです。

若い世代にとっては「気軽で楽しいノリ」でも、親世代からすると「ちょっとよく分からない…」「子どもが真似していて心配」という気持ちが生まれやすかったりします。

ただその一方で、誰でもすぐに参加できたり、自己表現のきっかけになったりと、横揺れダンスならではの良い面もたくさんあります。

“ゆるい動きのダンス”というより、SNSを通じたコミュニケーションや、ちょっとした自己発信のステップになっているところも、見逃せないポイントですよね。

否定的な声が目立つこともありますが、「なぜそう感じるのか」を理解していくと、横揺れダンスそのものの見え方も少し変わってくるのかもしれません。

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