退職代行モームリ・谷本慎二が逮捕された理由はなぜ?弁護士の名前は?

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退職代行サービス「モームリ」を運営していた谷本慎二容疑者が逮捕され、大きな波紋を呼んでいます。

「逮捕された理由は何?」
「紹介を受けていた弁護士は誰?」

と、気になっている方も多いようです。

そこで今回は、谷本容疑者が逮捕された理由や、紹介を受けていた弁護士は誰だったのか、また経歴・学歴や逮捕による影響について詳しくご紹介します。

目次

退職代行モームリ・谷本慎二の逮捕理由とは

何が違法だったのか?

谷本慎二容疑者が違法とされたのは「弁護士法違反(非弁行為)」です。

退職代行自体は違法ではありませんが、弁護士資格のない人物が報酬目的で法的業務に関わると法律違反になります。

モームリでは「退職の意思を伝える」だけでなく、法的トラブルが予想される案件(未払い残業代の請求など)を弁護士に紹介し、その見返りに報酬を得ていたとされています。

特に問題とされたのは、顧客を「提携弁護士」に紹介し、報酬の一部をキックバックとして受け取っていたというスキーム。

これは弁護士法第72条の「非弁周旋」にあたる違法行為です。

【違法とされた主な行為】

  • 顧客の紹介と報酬の受け取り(非弁周旋)
  • 弁護士との協業が違法に近い形で行われていた

非弁行為の内容とは

谷本容疑者らが行っていた非弁行為の具体的な内容は、以下の通り整理されています。

  • 顧客から退職代行の依頼を受ける
  • 弁護士による交渉が必要なケースでは、提携先の弁護士を紹介
  • 弁護士から報酬名目で「広告費」や「賛助金」を受け取る
  • 一連の流れを第三者団体(ダミー団体)を経由して隠蔽

このように、形式上は広告業務や支援金に見せかけながら、実質的には違法な紹介料を受け取っていたと判断されています。

逮捕に至るまでの経緯

捜査のきっかけとなったのは、2025年10月の家宅捜索です。

東京都内と横浜市にある株式会社アルバトロス本社、ならびに関連弁護士事務所への一斉捜索が行われました。

その後半年以上にわたり警視庁が内偵を進め、谷本容疑者が実質支配していた団体を通じた資金の流れなどが明らかに。

2026年2月、警視庁保安課はついに谷本慎二容疑者とその妻・志織容疑者を逮捕。

夫婦で共謀していた可能性が高いとされ、逮捕劇は大きな注目を集めました。

退職代行モームリ・谷本慎二が紹介した弁護士は誰?

実名が報道された弁護士

谷本容疑者が紹介していたとされる弁護士のうち、実名が挙がったのは

「梶田潤弁護士(オーシャン綜合法律事務所所属)」

です。

梶田弁護士は、モームリの「監修弁護士」として活動し、YouTubeや公式サイトでも顔出し出演。密接な関係を築いていたとみられています。

この弁護士が、顧客の紹介を受けていた見返りとして、キックバックを送っていた疑惑が濃厚と言われています。

関連する法律事務所とは

報道では、下記2つの法律事務所が警視庁の家宅捜索を受けたとされています。

法律事務所名弁護士名モームリとの関係
オーシャン綜合法律事務所梶田潤弁護士監修・出演・紹介契約あり
弁護士法人みやび非公開(複数名)顧客紹介・資金提供の疑い

これらの事務所は、「モームリ」のパンフレットなどに名前を掲載されていた可能性もあり、業務上の深い関係が疑われています。

弁護士側の処分可能性

非弁業者との関係を持った弁護士は、弁護士法第27条に違反する可能性があります。

また、以下のような懲戒処分が想定されます。

  • 戒告
  • 業務停止(最大2年)
  • 退会命令(事実上の資格停止)
  • 除名(弁護士資格を失う)

現在はまだ任意の事情聴取段階ですが、今後正式な起訴や懲戒処分に至る可能性も十分にあります。

退職代行モームリ・谷本慎二の経歴と学歴

出身校と職歴まとめ

谷本慎二容疑者は、1989年生まれの37歳。

岡山県出身で、出身大学は神戸学院大学とされています。

大学卒業後は、東証一部上場のカラオケチェーン運営会社に就職。

入社2年で店長、6年目にはエリアマネージャーへと昇進するなど、優秀なキャリアを歩んできました。

2021年に独立し、2022年には退職代行モームリを立ち上げ。

設立からわずか3年足らずで年商3億円超を達成する急成長企業の代表となりました。

妻・志織容疑者の関与

逮捕された妻・志織容疑者は、モームリの「退職支援事業部長」という肩書きで実務を担当していました。

夫婦で役割分担しながら、退職代行サービスの中核業務を担っていたとされます。

紹介スキームに関しても、彼女が中心的役割を果たしていた可能性が高いです。

モームリ設立の背景

モームリの設立背景には、谷本容疑者が過去の職場で多くの退職希望者と向き合った経験があります。

「退職できずに悩む人を救いたい」という思いから事業をスタート。

SNSやYouTubeを活用したマーケティングが話題を呼び、若年層を中心に支持を集めました。

しかしその一方で、法的リスクへの理解が甘かった、あるいは意図的にリスクを隠蔽していた可能性も否めません。

退職代行モームリ・谷本慎二の逮捕による影響

退職代行業界への影響

今回の逮捕劇は、退職代行業界全体に強烈なインパクトを与えました。

多くの人が「退職代行=違法なのでは?」という不信感を持つようになり、業界の信用は大きく損なわれています。

【業界への主な影響】

  • 利用者の減少
  • 信用調査の厳格化
  • 法規制強化の動き

合法に運営されている事業者にとっても、マイナスの風評被害が及んでいるのが現状です。

アルバトロス社の今後

運営会社である株式会社アルバトロスは、今回の事件により事業継続が極めて困難な状況にあります。

・社会的信用の喪失
・金融機関との取引停止リスク
・顧客や従業員の離脱

すでにウェブサイトやSNSも一部停止しており、事実上の営業停止状態になっている可能性が高いです。

利用者や関係者の反応

SNSや掲示板上では、元利用者・関係者からの怒りや戸惑いの声が相次いでいます。

「本当に頼っていたのに裏切られた気分」
「もう退職代行は使いたくない」
「合法だと思っていたからショック」

このような声は、サービスに対する信頼感を著しく損ね、今後の再建が極めて難しい状況を物語っています。

まとめ

退職代行モームリを運営していた谷本慎二容疑者は、弁護士資格のない立場でありながら、顧客を特定の弁護士へ紹介し、見返りとして報酬を得ていた疑いが持たれています。

これは弁護士法が禁じる「非弁行為」に該当し、逮捕へと至りました。

さらに、その紹介を受けていた弁護士側にも、広告費や賛助金という名目で報酬を支払っていた実態が明らかになっており、今後は弁護士側の責任や処分にも注目が集まります。

今回の事件は、谷本容疑者と関係弁護士が築いた「報酬を介した紹介スキーム」が法的に問題視された構図です。

事件の全容解明と関係者の処分が、今後の焦点となるでしょう。

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