俳優・長澤まさみさんとの結婚報道をきっかけに注目を集めている福永壮志さん。
「福永壮志って誰?」
「どんな経歴の人なの?」
といった声も多いようです。
日本ではまだ知られていない部分も多い福永壮志さんですが、実は海外で高く評価されてきた映画監督の一人。
国際映画祭やハリウッド作品にも関わるなど、世界を舞台に活躍を続けています。
今回は、そんな福永壮志さんのプロフィールや経歴、学歴、代表作、受賞歴までをまとめてご紹介します。
福永壮志のプロフィールまとめ

引用元:Yahooニュース
基本情報(年齢・出身・職業)
| 項目 | 内容 |
| 名前 | 福永 壮志(ふくなが たけし) |
| 生年月日 | 1982年9月10日(43歳)※2026年時点 |
| 出身地 | 北海道伊達市 |
| 拠点 | アメリカ・ニューヨーク |
| 学歴 | ニューヨーク市立大学ブルックリン校 映画学部卒業 |
| 職業 | 映画監督・脚本家 |
| 配偶者 | 長澤まさみ(2026年1月結婚) |
| 主な作品 | 『リベリアの白い血』『アイヌモシㇼ』『山女』『アイヌプリ』 |
このプロフィールだけでも、福永さんが国際的に活動している映像作家であることが伝わってきます。
北海道出身でありながら、海外を拠点に活動してきた点は、福永さんの作品にも大きく影響しています。
国際派映画監督としての特徴
福永壮志さんの作品は、派手な演出よりも「静かな情熱」と「リアリティ」を重視する点が特徴。
表面的な演出ではなく、人間の本質や社会の深層を描くスタイルに特徴があります。
- ドキュメンタリーのような実在感
登場人物の息遣いや間の取り方を大切にし、観客が“その人物が本当にそこに生きている”と感じるような演出を徹底しています。 - 社会の周縁にいる人々への視点
アフリカの労働者、アイヌ文化、農村の女性など、メインストリームから外れた人々に光を当てています。 - 国境を超えた表現力
日本国内だけでなく、リベリアやアメリカなど、異文化の中で撮影された作品も多数あり、そのすべてでリアリティを追求しています。
福永さんの作品は、国際映画祭での評価が非常に高く、ベルリンやトライベッカなど名だたる場で受賞・選出された実績もあります。
このような背景から、「国際派監督」として認識されています。
福永壮志の経歴まとめ
留学から映画監督になるまで
福永壮志さんのキャリアは、最初から映画監督を目指したものではありませんでした。
高校時代から海外への関心が強く、アメリカ留学を決意したことが転機となります。
秋田にあるミネソタ州立大学の日本提携校を経て、本校へ編入。
留学当初は英語が得意ではなかったものの、異文化の中で生活する中で徐々に言葉と映像での表現力を高めて、映像制作にのめり込んでいきます。
映像編集の下積み時代
大学卒業後、すぐに監督として成功したわけではありません。
ニューヨークでフリーの映像編集者として働きながら、自主制作を続ける日々を送っていました。
この時期は、生活費を稼ぐために仕事をしながら、自主制作の短編映像を作り続ける日々。
編集技術を磨くために多くのプロジェクトに関わり、撮影から編集、仕上げまでの工程を実践的に学んでいきます。
後の作品につながる「間」や「空気感」は、この時期の経験が土台となり培われていったそうです。
キャリア初期の活動と評価
2015年、長編映画『リベリアの白い血(Out of My Hand)』で監督デビュー。
この作品は、アフリカ・リベリアで実際に現地撮影を行い、現地の素人俳優を起用するという挑戦的な手法で制作されました。
結果として以下のような高い評価を得ます。
- 第65回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品
- ロサンゼルス映画祭 U.S. Best Fiction Award受賞
- サンディエゴ・アジアン映画祭 新人監督賞受賞
- インディペンデント・スピリット賞 ジョン・カサヴェテス賞ノミネート
この作品で一気に国際映画監督としての存在感を高め、以後も国際的な舞台で活躍を続けるようになります。
福永壮志の学歴について
高校までの学びと環境
北海道伊達市で育った福永さんは、学生時代にサッカーや卓球、バスケットボールなどに親しむ活発な少年でした。
高校時代には、「日本の外に出て新しい世界を学びたい」という気持ちが芽生え、アメリカへの進学を決意。
英語に自信があったわけではありませんが、その挑戦心が今のキャリアにつながっています。
アメリカでの大学生活と映画学部
アメリカでは、最初にミネソタ州立大学(日本提携校)に入学し、後に本校へ編入。
その後、ニューヨーク市立大学ブルックリン校(CUNY Brooklyn College)の映画学部へ転校し、2007年に卒業しています。
大学では、
- 多国籍な仲間との共同制作による異文化コミュニケーション
- 脚本、演出、カメラワーク、編集といった映画制作の総合技術
- 映像を通じて「人間の本質をどう描くか」という表現哲学
を学び、この経験が「福永作品」にある国際的な感覚の土台となっています。
福永壮志の代表作まとめ
『リベリアの白い血』など初期作品
福永壮志さんの映画監督としての出発点となったのが、2015年公開の『リベリアの白い血』。
この作品は、ゴム農園で働く男性の現実を描いた社会派ヒューマンドラマで、リベリア現地で撮影されました。
俳優は現地の素人を起用し、リアルな空気感が話題を呼びました。
『アイヌモシㇼ』『山女』など近年作
続いて2020年に公開された『アイヌモシㇼ』は、北海道を舞台にしたアイヌの少年の成長を描いた作品。
この作品は日本と世界の間で生きる若者の葛藤を、ドキュメンタリータッチで描いています。
- トライベッカ映画祭 審査員特別賞
- メキシコ・グアナファト国際映画祭 最優秀作品賞
さらに2023年には、岩手県遠野を舞台にした『山女』を発表。
主演は山田杏奈さんで、第36回東京国際映画祭のメインコンペティションに選出されました。
ハリウッド作品への参加
2024年以降、福永壮志さんはハリウッドにも進出。
以下のような国際的なドラマシリーズで演出を担当しました。
- 『SHOGUN 将軍』:第7話の監督を担当し、エミー賞18部門受賞という偉業に貢献
- 『TOKYO VICE』(HBO Max):第5・6話の演出を担当
- 『12 12 12』(Apple TV):2025年公開予定のドラマシリーズで監督を務める予定
日本人監督としては極めて稀なキャリアを築いており、今後も世界の映画界で注目される存在であり続けることは間違いありません。
福永壮志の主な受賞歴
映画祭での評価と受賞実績
| 年 | 作品名 | 映画祭・受賞歴 |
| 2015年 | 『リベリアの白い血(Out of My Hand)』 | 第65回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品 |
| 2015年 | 同上 | ロサンゼルス映画祭 U.S. Fiction Award(最優秀フィクション賞)受賞 |
| 2015年 | 同上 | サンディエゴ・アジアン映画祭 新人監督賞受賞 |
| 2015年 | 同上 | インディペンデント・スピリット賞 ジョン・カサヴェテス賞ノミネート |
| 2020年 | 『アイヌモシㇼ』 | トライベッカ映画祭 審査員特別賞受賞 |
| 2020年 | 同上 | メキシコ・グアナファト国際映画祭 最優秀作品賞受賞 |
| 2023年 | 『山女』 | 第36回東京国際映画祭 メインコンペティション部門選出 |
| 2023年 | 同上 | TAMA映画賞 最優秀新進監督賞受賞 |
海外メディアや業界内での注目度
映画祭での評価に加え、海外メディアや映像業界でも注目度は上昇中。
特に、以下のポイントで業界内の評価が高まっています。
- リアリティある演出スタイル
「静かな時間を大切にするカメラワーク」「説明に頼らない物語構成」などが特徴的で、ヨーロッパの映画祭との相性が良好。 - 多様な文化への理解と尊重
アフリカ・アイヌ・日本の農村など、多様なテーマを扱いながらも、どれも文化的背景を丁寧な描写。 - 配給会社ARRAYによる作品配信
アメリカの有名監督エイヴァ・デュヴァーネイが設立した配給会社ARRAYが『リベリアの白い血』を配信したことで、北米の映画関係者の間でも一目置かれる存在。
文化への深い理解と誠実な演出姿勢が、世界の制作現場で信頼を集めています。
まとめ
海外で評価を積み重ね、日本人監督としては異例のキャリアを築いてきた福永壮志さん。
留学経験や下積み時代を経て、今ではハリウッド作品にも関わる存在となりました。
作品を通して語るその姿勢こそが、福永監督最大の魅力。
今後のさらなる活躍にも注目です。
